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ボードゲームカフェ SUBBOX で遊びました

 最近更新が滞りがちなので少し前の話題を引っ張ってきました。大して内容が伴わなくても書かないよりはマシですよね?ね?

 

 

 

 

SUBBOXさんについて

 今回遊んできたSUBBOXさんは2018年から開業している若いお店です。そもそも長野という田舎においてこのようなマイナーな店舗があること自体が稀であり、店主さんの度胸には敬服しています。

 アクセス性は良く、長野駅から徒歩5分程の場所にあります。具体的にはトヨタレンタカーの事務所横にある雑居ビルの地下1階です。

 

 但、いかんせん地下階段を降りるのと看板が1枚しか無いことから、初めて行くと迷うこと確実です。事実私も初回は酔っていた事と雨降る夜だった相乗効果で、しばらくうろつき回ってしまいました。

 

 店舗に入ると4人用のテーブル・椅子・ソファが4卓程あり、壁には様々なボードゲームがずらりと並んでいます。

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ボードゲームはプレイ人数別に並んでいます

 

料金システムについて

 私がこの店で遊ぶのは2回目で、どちらも友人Aとのツーマンセルです。入店すると早速レジのあるカウンターへ。

 

 すると店主から「実は料金システムが変わりまして・・・」と切り出され、私と友人は内心ほっとしました。

 というのも前回来た時のシステムは

・1時間毎に1杯以上のドリンクを注文

のみだったのです。

 

 さすがに安すぎる!こんなんじゃこの店はすぐに無くなっちまうぞ!と思い、2人ともアルコールやソフトドリンクをなるたけ注文したのです。しかし結局、会計は2時間で一人あたり2千円程。

 楽しませてもらった反面、どこかバツの悪い気がしていました。

 

 そんな折の料金改定!消費者としては安いに越したこと無いけれど、安すぎて店自体が無くなってしまっても困る。

 「そんな危惧からか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。A氏をかばいすべての責任を負った一騎に対し、店の主に言い渡された遊興の条件とは・・・。」

 

・1時間毎に席料をチャージ(ドリンク注文は任意)

 

 えっ!安くなってる?!

 

 あまりの申し訳なさにしっかりドリンクを注文するも、最終的なお会計は1,600円。こんな事言うのも失礼ですが、ちゃんとやっていけてるんですか?お母さんとても心配です。

 

 そんな訳で、もしこの記事をご覧の方でSUBBOXさんへ遊びに行く方がいらっしゃいましたら、ドリンクもこまめに頼んであげてください。

(アルコール入れすぎると頭回らなくなってゲームができなくなるという弊害もあり)

 

スプレンダー

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ゲーム スタンバイ!

 本題。先の1時間は前回も遊んだスプレンダーをプレイしました。店主の方が丁寧にルールを教えてくださるので、だいたい10分もあれば動かし方はわかります。

 

簡単に説明すると

・ターン制で1アクションのみを行う

  1.カードを購入する基になる宝石を採掘(左の5色チップ)

  2.宝石を放出してカードを購入(中央の12枚)

  3.カードを予約(キープ)する

・カード右上に記載されたクリアポイントが15に達した方が勝ち

諸々省きましたが、大まかにはこんなところです。

 

 ルールはシンプルですが、プレイスタイルによって手持ちリソースに個性が大きく反映されます。私は各色の宝石をバランス良く集めるタイプで、A氏は狙った色の宝石だけを集めるタイプです。

 

 このゲームの醍醐味は、ボード上の限られた資源をいかに活用するかという所です。

・キャッシュの役割をする宝石をどのバランスで採掘するか。

・相手が狙うカードを先読みして各種妨害をしかける。

・貴重なターンを今の為に、先の為に、妨害の為に使うか?

 

 大袈裟に言うと資源の希少性や物流などを目に見える形で感じる事ができるので、お子様の教育にも良いのでは無いでしょうか?

 

 ちなみに。このゲーム自体は4人程度のプレイを前提に作られているのですが、個々人が長考しがちになるので集中力が切れてしまいます。ですので緊張感をもって楽しめるのは2〜3人がギリギリだと思います(実際に2人プレイで1ラウンド40分かかった)。

 

宝石の煌き 日本語版

宝石の煌き 日本語版

 

 

 

ガイスター

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負け戦を後々の検証用に撮影しました

 ドイツ語で"幽霊"を意味するガイスターは小さいお子様でも遊べる、ボードゲーム初心者入門のようなゲームです。こちらは今回が初プレイ。

 

 このゲームの勝利条件は3つ。

・相手の青(良い霊)を4つ獲る

・自分の赤(悪い霊)を相手に獲らせる

・自分の青霊を相手陣地(四隅)から脱出させる

 

 初期配置は相手に色が見えないように並び替える事ができます。イメージとしては軍人将棋のような物を思い浮かべてください。えっ、軍人将棋の方が分かり辛いですって?

 

 さておき。このゲームの醍醐味は相手の性格や癖を推理する事です。脱出口を目指して迫って来る駒が青か赤か、それを見逃すのか意地でも防ぐのか。

 その駆け引きは、ある程度気心の知れた相手であればあるほど楽しめるでしょう。

 

 なおガイスターは戦略性・戦術性が高く運要素が無いので、負けた時の屈服感はとても大きいです……笑

 

ガイスター (Geister) ボードゲーム

ガイスター (Geister) ボードゲーム

 

 

終わりに

 2人で夢中になって遊んでいたのですが、気付くと既に終電10分前となっていたので慌てて店を後にしました。

 

 最近はお互い実生活に追われて(リアルは地獄)なかなか余暇がとれずません。

 以前はガンダムEXVS(通称:動物園)をやり込んでオンライン対戦等もしていましたが、今ではその練習をするのもおっくうな始末。

 しかしこのようなボードゲームはすぐにルールが把握でき、なおかつプレイの奥も深いので大人の遊びとしてもってこいです。

 

 もし気が向いたら、非電源ボードゲームを触ってみてはいかがでしょうか。その際は是非SUBBOXさんへ足を運び、色々と注文してください。

 

それでは次回も、なにとぞよしなに。