先日はいきなり胃もたれするような短編集"C-"を紹介しました。
今回はしっかりと、初心者向けかつ商業処女作でもある"放課後プレイ(1)"を紹介いたします!
電撃4コマ コレクション 放課後プレイ (電撃コミックスEX)
- 作者: 黒咲練導
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/07/26
- メディア: Kindle版
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あらすじ(ネタバレ含む?)
彼氏(仮名)と彼女(仮名)がゲームしたりいちゃついたりする漫画です!以上!
いや、もうほんと、これだけなんですけどね。これだけじゃあれなんでもう少し付け加えます。
まず登場人物ですが、第一作時点では彼氏と彼女しか立ち姿は出てきません。
("友人"や"部長"が電話や会話に登場しますが第二作以降から絡んできます。)
彼氏は重度のゲームオタクでこの時点ではまぁ~、ずんぐりむっくりな見た目。
性格も王道主人公のようなサッパリ・カラっとした感じではなく、インターネッツですらないローカルの底をふわふわと漂っている雰囲気。
彼女もゲーマーとしては重度な部類ですが、外見は大人しそうな美人タイプ。
但し性格はかなり癖が強く、常に彼氏に高圧的、すぐに手が出る、かと思いきや突然泣く。うん、一言で表すとヤベェ女ですね・・・。でもかわいい。
ちなみに連載から10年近く経った2018年も末な現時点において、彼らの馴れ初め的な話は一切ありません!(個人的にはハイスコアガールを勝手に前日譚と見ています)
さて、本編についてですが基本的な話の流れとしては
起:彼女がアパートを訪問&メインテーマとなるゲームネタを提供
承:全く一般的ではないマニアックな視点からゲームを語る
転:なんかいい雰囲気になっていちゃつきはじめる
結:おあずけ
というのがスタンダードになっています。
それでは具体的に、どんな雰囲気か見ていきましょう。
起:訪問&ネタ出し
個人的に好きなシーンを場面別に貼っていきます。
単行本全体では序盤と終盤がごっちゃになりますが、そこはよしなに。
はー、俺も高校時代に一人暮らしして彼女がふらっと押しかけてくる青春をしたかった……。と気を取り直して、導入はだいたいこんな感じです。たまに特殊パターンも発生しますが。
承:なんとなくゲームパート
本作における土台というか本編というか、な部分です。
ゲームはテレビ系やボードゲームをプレイしたりゲームについて語ったりなど様々です。
とまぁこんな具合です。え、本編という割には画像が少ない・・・?
転:いちゃいちゃ
起承転結、物語のクライマックスとなるのはいつだってこの「転」のパートですよ。だからここの画像だけ妙に多いのは仕方のない事なんです。
第一作の時点でもう、かなりエロさ色気が漂ってますね。とはいえこの辺りはまだまだ序の口で、最終作なんてほとんど「見せられないよ」状態になってます。
それにしても、序盤の(今となっては喪われた)初々しいカップル感がいいですねぇ。
結:おあずけ?
おあずけという括り方をしてみたものの、中盤以降はあんまりおあずけされてませんでした。けど、とりあえずこのままにしておきます。
後半ではおあずけならぬ暗転など、いろいろと妄想が膨らむ仕様になっています。
おまけ、というか個人的なハイライトシーン
黒咲先生の作風は万人受けするものではありませんが、心の中のどこかに何かしらを患っている方には刺さる描写があると思います。騙されたと思って、というか騙されて読んでみてください。
終わりに
ちょっち時間がかかりましたが、ようやく放課後プレイの紹介をすることが出来ました。
改めて最初から読み直してみると感慨深いものがあります。キスだけでこんなに照れていた時期があったなんて・・・!
第二作は"放課後プレイ2"とナンバリングこそしてありますが、主人公入替によってまた別の作風となっています。もちろん1の彼氏彼女もところどころに登場するので、1が気に入った方も合わなかった方も、是非とも2巻をお手に取ってみてください。要するに、とりあえず読んでみて。
それでは次回も、なにとぞよしなに
電撃4コマ コレクション 放課後プレイ (電撃コミックスEX)
- 作者: 黒咲練導
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/07/26
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