私と私が好きなもの

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私の 鞄 / 傘 / 定期入れ / 靴べら

 あっという間に一週間が経ち、気付けばVゾーンの記事しか更新していないという始末。これはいかん!

 というわけで、Twitterで挙げた話題をまとめてカストリ記事を量産していくのことですよ。

 

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私の日用品

 

 私が普段使っているのは株式会社青木のB5サイズブリーフケース。この青木は明治27年(1894年)創業の老舗鞄メーカーで、スーツでお馴染のAOKIとは別の会社です。

aoki1894.co.jp

 

 さて。写真の鞄は表面に牛革、内面に豚革を使用しており、表面は艶やかなガラス加工が施されています。本格的な革靴が好きな諸兄には忌避されがちなガラス加工ですが(私も靴ではガラス加工の物は所持していません)、ことこの鞄に関しては話が別。

 というのもこのサイズの鞄は市場にそう多く出回っておらず、革靴のようにローテーションを組むことができません(財力的にも)。ですので雨や汚れへの耐久性や使い回し易さを考慮すると、メンテナンスが容易なガラス加工が便利なのです。

 

 そもそも、この鞄は結婚式の参加用にというのが購入のきっかけでした。男性が結婚式に持っていく物と言えば「財布・スマホ・鍵・袱紗・身だしなみ用品」といった具合です。ところがこの中途半端な量が実に厄介。

 スーツの内外ポケットに収めようとすれば不可能ではないが、シルエットがボロボロになる。しかしこれだけの荷物を持ち運ぶためだけにA4サイズの鞄を持ち歩くのは大仰すぎる。そんな場面ではB5サイズがとても丁度良く感じられます。

 

 こうした経緯で購入したのですが、基本的に内勤で手荷物が少ない仕事に就いていることもあり、今では年間のほとんどをこの鞄と共に歩んでいます。

 

 続いては傘。とはいえこちらについては以前の記事で紹介しておりますのでそちらをご参照ください。

www.aerodyne0739.net

 

 この黒傘は店頭で気に入って即座に購入を決めたのですが、帰ってから鞄と色合いが似ていることに気付きました。 それからというもの、ここぞという日には必ず黒鞄と黒傘を合わせるようにしています。

 

定期入れ

 定期入れは万双のブライドルレザー定期入れを使用しています。万双は浅草に居を構える革小物メーカーで、アメ横の店舗、神戸のアトリエ及びオンラインで購入できます。

www.mansaw.net

 

 万双の製品の特徴はロゴを入れないシンプルな”デザイン”と培ってきた技術による高い”品質”、徹底的なコストカットにより実現された”低価格”です。

 これらに共感して手を伸ばした定期入れは3年以上毎日のように使っているにもかかわらず、傷むことはありません。もちろん革にキズは付きますが、それは味と言うものです。縫い糸や屈曲部にダメージは無く、理想的なエイジングを日々目の当たりにしています。

 

 ブライドルレザーは使い始めこそ白いロウが浮き出てきますが、今となっては影も形もありません。当初はバブアーのオイルドレザーのようにベタつくのではと心配していましたが、全くの杞憂となりました。

 

靴べら

 

 Twitterで #靴垢の靴べらを晒す というタグがあったので掲載しました。

 

 一つ目は新潟県燕市で製造された金属製シューホーン。これは結婚式の引出物カタログに載っていたものを頼んだのですが、想像以上に良い物でした。鏡のように磨かれた表面は取り出すたびに光り輝き、裏面はマット加工されていて触り心地も抜群。

 足に合った革靴を履く際に靴べらは必要不可欠。革靴を脱ぎ履きする場面では自ずと靴や靴べらに視線が集まりますので、1つ良い物を持っておくことをオススメします。

 

 二つ目はかなり変化球、でも実はこちらの方が使い勝手が良いかも……。ツイートに描いてある通りですが、磁気カード(テレホンカードやポイントカードも可)は靴べらとして使うことができます。

 靴べらに関してよくあるトラブルが、「前回使った時にポケットに入れたままにしてしまった」というもの。どこかで聞いた話では「全てのジャケットの内ポケットに靴べらを備えている」という方もいらっしゃるようですが、私としては使用済み磁気カードを財布に1枚忍ばせておく方が嵩張らず安上がりと思っています。

 まぁ、見た目はよろしくないのでしっかりとした靴べらを常備するのが一番良いのですが。あくまで応急処置的なライフハックです。

 

終わりに

 今回は私が普段から使っている品々を紹介しました。自分で使う事を最優先しているので見た目の派手さや羨ましがられるようなアクセントは薄いかもしれません。

 しかし私の経験上、憧れやイメージで購入したものはすぐに飽きがきて手元に残らない傾向にあり、こうした素朴な品々が結果的には長持ちするような気がします。 

 

 今回紹介したものを今後5年10年経っても使い続けられるよう、日頃の手入れを欠かさず大事に使っていきたいと思います。 

 

それでは次回も、なにとぞよしなに