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スーツとネクタイの合わせ方 / グレンチェックジャケット編

下記の記事で私のスーツへの想いの丈を語りました。

その中でジャケット×シャツ×ネクタイの色・柄合わせに言及したのですが、文章が収まりきらなかったのと参考になる写真が欲しかった為に今回の記事へ引継ぎとなりました。

aerodyne0739.hatenadiary.jp

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過去記事としてネイビージャケット編を掲載しています。 色合わせの原則など小難しい話はそちらに載っていますので、こちらは最低限の紹介だけとさせていただきます。 

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 初めに

・ジャケットはネイビー無地・チャコールグレー無地・グレーグレンチェックの3パターンを撮影しました。

・シャツはホワイト無地・サックスブルー無地・ブルーブロックストライプの3パターンを撮影しました(ストライプは柄合わせ編のみ)。

・ネクタイは汎用性の高いと個人的に考えている9種を撮影しました。

・一晩でまとめて撮影したため、ノットやジャケット、シャツ襟に崩れが多く見受けられます。あくまで色・柄のイメージを掴む為の写真ですのでクオリティには目をつむって頂けると幸いです

以上、同シリーズのテンプレートとさせて頂きます。

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この写真の9本を使い回し撮り回ししていきます。

コーディネート例

ネイビータイ

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ネイビーのタイと合わせました(1)(2)

もはやお馴染ネイビーのタイはスーツスタイルにおける万能選手です。

今回のジャケットはクラシックの定番、グレンチェック柄が全体に大きく入っています。色合いは暗めにし、生地もフランネルを使うことで線をぼかしてはいますが、無地と比べるとどうしてもインパクトが強くなるのは避けられません。

そんな柄入りジャケットであっても質実剛健な無地ネイビータイ×白・サックス無地シャツを合わせることで「品良く程良くバランス良く」全体を整えることが出来ます。

(1)「2色(無・紺)2柄(無地・チェック)」

(2)「2色(灰・青系)2柄(無地・チェック)」

 

ブラウンタイ

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ブラウンのタイを合わせました(3)(4)

相も変わらず、アズーロ エ マローネの組み合わせ(4)はどんなジャケットでも映えますね。もはやこのシャツとタイのコンビネーションは完璧過ぎます。余程主張が強いジャケットでも持ってこなければ、このバランスを崩すことは出来ないでしょう。

(いずれ近い内に、ブラウンのスリーピースを誂えたい・・・。)

(3)「2色(無・茶)2柄(無地・チェック)」

(4)「3色(灰・茶・水)1柄(無地・チェック)」

 

レッドタイ 

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ワインレッドのタイと合わせました(5)(6)

グレージャケット編でも述べたように、(5)は力強さを表現するのにうってつけな組み合わせです。しかし無地・チャコールのジャケットとは違い、上品さや柔らかさも併せ持っているので用途によって使い分けると効果的でしょう。

イメージとしてはチャコール無地は上司が部下へ上意下達する会議のような、グレンチェックは他者との交渉で譲れないポジションを確立したい時のような。感じでしょうか、私はそのような立場にないのであくまでイメージですが。

(5)「2色(無・赤)1柄(無地・チェック)」

(6)「3色(灰・赤・水)2柄(無地・チェック)」 

 

グレータイ

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グレーのタイと合わせました(7)(8)

こちらは色合わせとしてはモノトーンになりますが、グレンチェックが入っているので無地より柔らかい印象を与えます。またチェック(黒×薄グレー)の薄グレー色がシャツの白と引合いバランスを整えています。

(個人的な趣味の話:この色合わせに関してはチャコール無地のバキッとしたスタイリッシュなモノトーンの方が好きです。裏を返せばこちらはスタイリッシュさを出しつつも柔らかさを残しているとも言えます。)

 

またグレンチェックには水色のウィンドウペーンが入っているものが多く出回っています。このような場合はサックスブルーのシャツとウィンドウペーンがリンクするので洒落っ気を醸し出すことができます。

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www.global-style.jp

(7)「1色(無)2柄(無地・チェック)」

(8)「2色(無・水)2柄(無地・チェック)」 

 

グリーンタイ

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グリーンのタイと合わせました(9)(10)

もはや鬼門と言っても過言ではないグリーンタイです。グレージャケット編でも書いた通りグリーンを使うにはTPOと絡めるのが有効手段です。私は好きですけどね、カジュアルかつ気合いを入れたい時はいつもこのグリーンタイをしています。使いづらいですけど、好きになってしまったらしょうがないでしょう。

(9)「2色(無・緑)2柄(無地・チェック)」

(10)「3色(灰・緑・水)2柄(無地・チェック)」

 

ネイビードットタイ

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ネイビードットのタイを合わせました(11)(12)

ここからは柄入りタイのコーナーへ突入します。これ以降は3柄以上となるので、マイルールに照らし合わせると基本的にはオススメできないという事になります。

とはいえ既にグリーンタイという鬼門を「好きだから」という感情論で強行突破していますので怖い物はありません。まんじゅうといつでも甘やかしてくれるお姉さんはこわい。

 

さて。両方とも柄が重なり目線が散りやすいのですが、辛うじてまだドット模様が小さ目なので許容範囲内と言えなくもないでしょう。とはいえやはりこれまでにご覧頂いたネイビー無地やグレー無地と比べると派手がちな印象を受けます。

その為、こちらの組み合わせはカジュアルシーンでのジャケパンスタイルで活用すると良いでしょう。

(11)「2色(無・紺)3柄(無地・小紋・チェック)」

(12) 「2色(無・青系)2柄(無地・小紋・チェック)」

 

ネイビー小紋柄タイ

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ネイビー小紋柄のタイと合わせました(13)(14)

先程のネイビードットと同じステータスではありますが、こちらはよりタイの主張が強くなっています。その為、こちらもカジュアル向けの組み合わせと言えるでしょう。

ちなみにカジュアルで装用するのであれば、ドットとシャツの色を合わせた(14)の方がポイント高いです。

(13)「2色(無・青系)3柄(無地・小紋・チェック)」

(14)「2色(灰・青系)3柄(無地・小紋・チェック)」 

 

ネイビーレジメンタルストライプタイ

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ネイビーレジメンタルストライプのタイと合わせました(15)(16)

こちらも3柄とオーバーフロー気味ですが、上記のドットと違うのはグレンチェックとストライプが共に直線系の柄だという事です。

この点に関しては、本っ当に個人のセンスとしか言いようがありません。直線×直線の組合せという無機質さを「統一感がある」を見るか「遊び心がない」と見るか。

(個人的な感想:そもそも私はレジメンタルタイを積極的に使いませんのでこれが良いとも悪いとも断ずることができませんし、今の所挑戦する予定もありません。)

(15)「2色(無・紺)3柄(無地・ストライプ・チェック)」

(16)「2色(灰・青系)3柄(無地・ストライプ・チェック)」

 

ブラックウォッチタイ

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ブラックウォッチのタイと合わせました(17)(18)

最後に紹介するブラックウォッチ柄について、これは以前に述べた通り完全なるカジュアル専用タイです。しかしカジュアル専用故にグレンチェックとの相性が良くなっています(写真が暗くて無地っぽく見えるという指摘は受け付けません)。

ステータスとして見ても3色2柄となり組合せ原則の許容内に収まっています。適材適所というように、カジュアルへ全力で振ったことによって上手く収まった良い例となっています。

(17)「3色(無・紺・緑)2柄(無地・チェック)」

(18)「3色(無・青系・緑)2柄(無地・チェック)」

 

終わりに  

今回はグレーグレンチェックジャケット×シャツ2種×タイ9種の計18パターンを紹介しました。皆様のお気に留まる組合せはあったでしょうか。

上記では紹介しませんでしたが同じ色でも彩度を変えることによって印象も大きく変わりますので、店舗等で実際に合わせて違いを比べてみるのも楽しいです。

 

今回でジャケット入替による54パターンの組み合わせの紹介が終わりました。

次回は番外編として個人的に好きな色・柄合わせのパターンをいくつか紹介したいと思います。こちらは完全に好みの領域に突入しますが是非ともお付き合いいただければ。

 

それでは次回も、なにとぞよしなに。

 

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